技術ある建設業はホームページ制作&WEB活用をしないと損をするという話
うちは建設業、製造業だからインターネットの世界なんて関係ない!!そんな企業さまはとても損しています!!
横浜・名古屋でWEBマーケティング&WEB制作をおこなっているジョイントフォース株式会社です。
技術のある建設業や製造業の企業さまは、WEB活用を絶対にやってほしいと思っています。
それは何故か?日本人の持つ技術力をPRすることで得るものがとても大きいからです。
日本の建設業界では、総合建設会社(ゼネコン)が頂点に立ってます。
「建設会社」と、一般の方が浮かべるイメージとしてはこのゼネコンが真っ先に上がると思います。
ゼネコンは、元請け業者として発注者(施主)から土木や建築工事を引き受け、設計・施工計画の立案、工程管理など全般を取り仕切る存在です。
ただ、実際に工事を行うのは下請け業者が一般的です。
ゼネコンの下請け企業として、電気工事、空調設備工事、水道工事、機械設備工事などを請け負う設備会社や、解体業、鳶・土工、舗装工事業、大工、左官、塗装業といった専門工事会社が、分業しつつも力を合わせて工事に取り組んでいます。
他にも埋め立て工事、港湾工事などの海洋土木工事や、ハウスメーカー、リフォーム会社、設計事務所などの一般住宅を取り扱う企業もあり、多岐に渡ります。
建設や製造を問わず「メイドインジャパン」ブランドとして、日本の技術が世界を席巻していた時代がありましたが、それを支えていたのが各下請け会社です。
道路、空港、ダム、水道、トンネル、橋など、社会インフラをを支え、それら基礎の上に一戸建て住宅やマンションといった居住用建物、店舗、ビルや工場といった事業用建物を建てる。
建設や製造の仕事は、さまざまな技術者や職人が集まり力を合わせ、日本社会の根幹を支えています。
(ちなみに余談ですが、法隆寺(607年建立)の造営に携わった金剛組(大阪府)は、聖徳太子が百済から招いた宮大工が578年に創業した建設会社。
匠の技を持つ世界最古の企業と言われています。)
そうした匠の技を持った企業こそWEBを活用して欲しいと考えております。
うちなんてホームページを作っても意味ないよ!!
「大きな会社はWEBに力を入れることが出来ているけど、それは資金力があるからでしょ?」
「いやーうちなんて、そんな大したことやってないよ。」
そうおっしゃる企業さまもいます。
しかし、地方の町工場で作っている小さな部品が、車や飛行機、ロケットや精密機械の部品になっていたりと(下町ロケットが流行りましたね)、日本の経済を一番下で支えている企業こそ活用の余地があると思います。
ある企業さまのホームページ制作をする際に市場調査の一環で、取引先企業さまにヒアリングを行ったことがあります。
その時に取引先企業さまが、
「いやーこれで○○さん(クライアント会社名)のところも販売網が拡がるね」
とおっしゃったのです。
その言葉の意味とは?こういうことでした。
「新商品を製造する際に、多数の部品を吟味して自社製品に活かせるかリサーチをするんだけど、そういう部品は大企業だと大ロットからじゃないと仕入れられないんですよ。ただ○○さんのところは試作品や、小ロットからの注文もOKだったんです。だから取引が始まったんだけど、ホームページがあれば今後他の企業さんも自社ニーズに沿った取引先がいないかをネットで検索する。そうすれば○○さんのところに行きつくでしょ?」
もう分かりますね。
自社の技術力や商品、サービスをしっかりとWEB上に発信しておかないと、「インターネットで検索する人」つまり見込み顧客に応えられません。
人手不足が叫ばれる今の時代だからこそWEB活用をするべき
建設業や製造業は採用活動に苦労しているところが多いです。
人手不足の要因の一つは、若者が建設業界、製造業界に興味を持っていないことです。
若者に興味を持ってもらうために、若者の業界に対するイメージを改善することが求められます。
たとえば、「ゲンバ男子」というサイトをご存じでしょうか?
ゲンバ男子の内容は、中小建設業、製造業の現場で活躍する人材の頑張っている姿を撮影し掲載しています。
写真を見れば分かりますが、撮影にもこだわり、「モノづくりってカッコイイ」というイメージアップ戦略をおこなっています。
建設現場でじっさいに働く姿をWEB上で見せることよって、普段交わることのない建設業や製造業との接点をつくることが可能になります。
「メイドインジャパン」を絶やさないためにも
WEBってよく分からない、それだけの理由で無限の可能性を絶つことはとても残念です。
建設業、製造業の企業様こそ、
今まで培ってきた技術を絶やさないために
日本の社会を盛り上げるために
WEBの活用は本当に有効だということを、考えていただきたいと想う今日この頃でした。